やきとり屋の独り言パート1

Topics and notes about yakitori, bars and liquors.From Sep.2007〜Apr.2010
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2日(月)は18:30より営業致します。




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| topic | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
持つべきものは‥
先週、19年ぶりに、懐かしい友が来てくれた。
赤坂のホテル時代の同期で、研修生当時は毎晩、皆で飲みに行っていた‥。

5月に放送したタモリ倶楽部を、一人が偶然観ていたらしく、放映の次の日に連絡をくれた。

3年前に、北小金でパティスリーをオープンした、と聞いたので、連絡をもらった次の週に会いに行った‥。

奥さんも同期なので、懐かしい話に華が咲き、近々会おうという事になり、場を設けてくれたのだ‥。

10年ひと昔‥。

でも色んな事、覚えてるもんだ‥。
バブリーな時代だったので、今では考えられない程、遊んだし、仕事もしたし、振り返れば楽しかったけど、毎日憂鬱な日々だった‥。

また、こうして会える日がくるなんて‥

喋り足りずに、1月に、再度会う約束をしてお開きになった‥

後日メールで送られて来た写真‥。

持つべきものは、やっぱり友だなぁ‥。




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| 独り言 | 22:19 | comments(1) | trackbacks(0) |
メッセージ  〜1年後の贈り物〜
片付かない引越しの荷物を、少しづつ整理していたら、本の隙間から、はらりと手紙が落ちてきた‥。

「何かしら?」と、興味津々に開けてみると、便箋の中には、見慣れた力強い文字で、カミさんに宛てた一通の手紙と簡単なメモが入っていた。

読み終えて、僕らは顔を見合わせて思わず「あぁ、‥」と、時が止まった様な顔をして、ため息にも似た吐息を同時に吐いた。
しばらく片付けの手を止めて、
「日が経つのは、なんて早いのだろう‥」
と、秒刻みの毎日に嘆きながら、丁度去年の今頃書いたブログを、秋の黄金色の風を感じながら思い出した‥。






八月頃なんとなく読んだ本。いつも食事をするテーブルにその本はあった。
自分で本棚から持ってきた覚えはないので、不思議に思いながらも、その本を手に取ってみた。なるほど…。去年ある人から贈られた本だった…。一言一句、と ても大切な言葉や内容だったので、一気に読み終えてしまった。
本を閉じてから「あの人らしいな…」と、少し笑った。

‘あの人’とは、一回り年上の、僕にとっては‘兄貴の様な存在’のお客さん。
先代の叔父の八まき時代からのお客さんで、それはそれは可愛がってくた。
本当に頼れる兄貴だった。何処へ呑みに行っても、
「コイツ俺の弟だからヨロシクな!」
ってな具合で、みんなにそんな風な紹介をしてくれた。たまに本当の兄弟だと信じられて、似ても似つかぬ二人の顔を、大げさに覗き込もうとする女性までもい た。
僕が三十代になって、店と自分の方向性に迷っていた時でも、分かり易い的確な言葉で導いてくれたし、知らない気持ちへ行ってしまった時でも、きちんと道し るべを残してくれた。何故そんなにも僕の気持ちが分かるのか?と、不思議でたまらなかったので、一度だけ訊ねてみた事がある。

「兄(あに)さんは、何でそんなにも僕の事がよく分かるのですか?」

すると兄(あに)さんは、
『お前はな…俺の若けえ時にソックリだ…。』

そう言うと、グラスに大きめの氷を一つ入れ、人差し指でくるくると氷を廻し始め、その指をペロリと舐めながらこう続けた。

『でもな兄弟…毎日、毎日、起立!気をつけ!じゃ、くたびれちまうぞ。
 たまにはな、ぜんたーい休め!が必要なんだよ。』

大きくタバコの煙を吸って、僕の顔をジッと見つめながら兄(あに)さんは優しくそう言った。その瞳は、まるで、分かるだろう?と、僕に問いかけている様 だった。
確かにそうだな…。心の中で、僕は呟いた。その日も、山のようなアドバイスをしてくれた。心の込もった説教と励ましに、自然と涙が溢れ出てきた。

久し振りに、僕は人前で泣いてしまった。

『二十代じゃぁ、この話の意味はよく分からねぇ。理解出来て、実行出来る歳に、お前さんがなったから話しただけよ…。これ以上今日は何も話さねぇ。お前さ んのオツム、大して賢くねぇからなぁ。』

鼻で笑いながら、しわくちゃのハンカチを僕に差し出してくれた。

『ほらよっ。スッキリしたか?』
「はい、スッキリしました。兄(あに)さん有難う御座います。」

『…バカヤロー。礼なんか言うんじゃねぇ。こんなもんはな、風呂入ったのと一緒だ。男同士、裸の付き合いってヤツよ!要らねぇもんをな、みーんな洗い流し てやっただけの事よ…』

兄(あに)さんはそう言うと、ゆっくりと立ち上がり、勘定を済ませてこう言った。


『また、風呂入りにいこうぜ!』


二年前…。

三十五歳…。
僕にとって、それは大切な一夜となった…。


それからも兄(あに)さんは、
『飯行くぞ!』
いつもの調子で連絡をくれた。
かと思うと、パッタリと連絡を寄越さなくなる。
まったく、便りの無いのは元気な証拠!とは正にこの事だ。

しばらく会わなかったが、今年に入り、ひょっこりと顔を出した。

『兄弟、元気だったか?』

「ハイ、元気でした。あのう…兄(あに)さんに嬉しい報告がありまして…。」

『嬉しい報告?なんだ?』

「ハイ、今年の七月に、お蔭様で十周年を迎えます。」

『おう、そうか…。そりゃ芽出てぇや。しこたま花贈ってやる!』

「有難う御座います。」

『そりゃそうとよ。今度な、引越ししてえんだ。今の家を売って、この辺に住みてえと思ってんだけど、不動産屋を紹介してくれねえか?』

「い、いいですけど…あ、あの家、、売、売っちまうんですかぁ???」

思わず声を大にして叫んでしまった。何度かお邪魔させて頂いた事があるのだが、大層立派な一軒家だったので、少しビックリしてしまった。

早速後日、知り合いの不動産屋を紹介し、思いのほか早く決着がついたと、不動産屋の方から連絡があった。
「こちらこそ、お世話になりました。」と、礼を言った。


物置には、兄(あに)さんから貰った、本の中の一文が書いて貼ってある。
偶然にもカミさんが、その本を同じ時期に読んでいて、その時の心に響いた言葉を、丁寧に筆ペンで書いたものだ。僕が薦めた訳でもなく、それどころか、僕が その本を読んでいた事すら知らないのに、不思議と同じタイミングでその本を手に取っていたのである。一年も前に既に贈られていたのに…。


十周年も無事終わり、大好きな夏の後ろ髪も、とうとう届かなくなり、毎年の事ながら少し気落ちをしていたある日…。
仕方なく、そろそろ秋の気配を感じ初めながら、

「ああ、そういえば、兄(あに)さん元気かな?」と、
ふ、と思った。

引っ越しした先を、まだ聞いていなかったので、不動産屋の社長さんにでも連絡してみようかな…。
そう思っていた二日後に、社長さんがやって来た。

商売をやっていると分かると思うが、
「あの人元気かな?」と思った数日後に、その人が来店することが多々ある。
相手も思っていて、お互いの気持ちが通じているのだ…。

「いらっしゃいませ」
一昨日社長さんのこと、思っていたんですよ…

そう言おうとした次の瞬間、目を伏せて、うつむきながら社長さんが小さな声でこう言った。

『実は、大将に話さなきゃいけない、と思っていたんですけど…。』

社長さんの言葉が、僕の言おうとしていた言葉を胸に仕舞わせた。

嫌な予感…。

何故だか急に、身体中に電流が走り、次の瞬間一気に鳥肌が立った…。

「悪い…
 知らせでしょうか?…」


『…あっ、…はい。
 実は…六月にですね…』

言葉にならない声で、僕に気遣いながら社長さんは話し出した…。



六月…。



兄(あに)さんは逝ってしまった…。


信じられなかった…。

本当に。

今でも信じられない…。

悲しくてかなしくて、やりきれなかった…。

「ああ、そうですか…。」
それが僕の、精一杯の答えだった…。



この出来事を書きながら、僕は自分自身にケジメをつけようと思う。
いつまでもメソメソとしていたら、きっと兄(あに)さん怒るだろうな…。

色んな思い出を辿りながら、楽しかった余韻に浸る…。

僕にとって、秋は寂しい。

凛とした空気の中、開け放たれた窓から、冷たい風が流れ込む。
カミさんが、熱いお茶を入れて持ってくる。
熱くて濃いお茶が、僕はたまらなく好きだ。
静かに、そっとお茶を飲みながら、僕は自分の心とカミさんに問いかける。

「きっとさ、あの本の‘あの言葉’は、兄(あに)さんからのメッセージだったんだよね…。
 そうだよね?」


カミさんは小さく頷き、優しく、そっと微笑んだ…。

2008 10 29




あれから一年‥。


偶然見つけたカミさんへの手紙とメモ‥。
メモにはこんなコトが書いてあった‥。


『兄弟元気か?また呑みにいくぞ!』


思いがけない1年後の天国からのメッセージに、僕は嬉しくなり、

「あの人らしいな‥」と、ほんの少しだけ、また笑った‥。





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| 独り言 | 16:31 | comments(2) | trackbacks(0) |
天然まいたけ
天然の舞茸は抜群に美味い!

歯ごたえ。香り。旨み。

樹齢100年を越える、ミズナラの大木の根元にできるのだが、
毎年そこにできるとは限らない。

それゆえに、貴重なのである。

天然ものは、今年もそろそろ終わりでしょう‥。




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| 食材 | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
勝負の世界
今日は母校の応援の為、江戸川球場へ‥。

スタジアムの近くへ来ると、なんとも言えない懐かしさ‥。

歓声‥。
ため息‥。
どよめき‥。

全ては勝利を願って‥。

勝つか負けるか、どちらかの世界。
一度も負けられない‥。

今期、夏の大会前に、同期の監督と4人で食事をした。
その際、僕はこんな事を言った。

「監督業は大変だね。負ければ非難を浴びる‥。
あのエンドランは無い!だの、あそこはスクイズだった!‥だの。
観客のほとんどの大人達が采配を揮う。
たら、れば、でね‥。
その点オイラは楽ちんだよ。
何故かって?
だって焼き鳥を、こうやって焼いた方がいい!とか、
こうやって串を打った方がいい!なんて言うお客さん、いないもの。」


なるほど‥と、笑ってた。


それだけ勝負の世界は厳しいのだ‥。

そんな現場で戦っている勇士を見ると、
「よし、やるぞ!」
と、いう気持ちになれる。


不思議な力だ‥。


僕らの恩師も、今年から名門、広商に復帰なされた‥。

やはり勝負師。
その場にじっと、留まってはいない‥。


そう言えば今年7月7日に、ジャイアンツの復刻ユニホームでの試合の際、僕らの担任の先生が始球式を行った‥。

前川八郎先生。

御歳97歳。

ジャイアンツの二代目エース。
「18」を着けて69年振りにマウンドに上がった‥。


高校時代、当時の授業では、昔のジャイアンツの話をよく聞かされた‥。
スタルヒン、青田昇さん、別所毅彦さん、沢村栄治さん‥。


そこには、もっとドデカイ勝負の世界の厳しさがあった‥。



まだまだ僕は、生ぬるいな‥。





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| 独り言 | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
谷中菊祭り
今週末は、谷中の大円寺で行われる菊祭り。

お天気が少し心配ですが、足を運んでみては?

下町の風情たっぷりですよ。


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| 谷・根・千 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
仲秋の名月
2016年オリンピック開催も、残念ながら夢に破れ‥

その次の2020年に期待しましょう。



気分を変えてお月見。

残念ながら朝から雨‥
夜には上がるといいのですが‥。


先日、あるテレビ番組で観たのですが、
マイケルジャクソンにも叶わなかった夢があった‥。

それは、ミュージシャンとして一番最初に月に行くこと‥。




今日は仲秋の名月。

目を凝らせば、満月の中、マイケルがムーンウォークをしているかも‥。


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| 独り言 | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) |


うえの しのばず|やきとり たがみ


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